ココマイスターが使う革

ココマイスターが使う革

【【マットーネ】】

 マットーネとは・・・
 イタリアのカーフ(子牛の皮)を使用し、ガゼインという加工を施した
 革のことを言います。

 たくさんのオイルを手作業で塗り込んでいる為、マットーネを使用した
 お財布などは半年程使用すると、光沢が出てきます。

 また、牛が生前につけた傷やシワなど革本来の表情が出やすい革です。

 触れてみると・・・

 子牛の皮を使用している為、触り心地はとても柔らかくしなやかです。
 この4つの革の中では1番艶があり、ツルツルした感触があります。
 若い子牛がもつ若々しく、エネルギッシュのある革であるからこそ
 経年変化を楽しみに、自分色に染めることのできる革だと想像します。

▼マットーネの基礎知識

▼マットーネシリーズ

【【ブライドルレザー】】

 ブライドルレザーとは・・・

 由来は、馬具という意味のブライドルからきています。馬具(手綱など)
 として使用する為、丈夫な革であることを求められたそうです。

 丈夫で耐久性に強い革にする為、革をロウ漬けにし繊維を引き締める
 ことがブライドルの最大の特徴です。
 その為、革の表面に白い粉のようなものが見えますが、これは革に
 染み込ませたロウが出てきたものです。

 触れてみると・・・

 ロウ漬けをしている革の為、少しペタッと髪にワックスをつけた後の手の
 感じと似ているでしょうか。手に吸いつくような、多少の滑り感があります。

 表面のロウは使用していくうちに深い光沢へと変化する為、まるで一皮
 むけたより輝く大人へと演出してくれる、演出家のような革です。

 ▼ブライドルレザーの基礎知識

 ▼ブライドルレザーの基礎知識

【【コードバン】】

 コードバンとは・・・
 由来は、スペインのコルドバ地方の山羊革(コードバン)に似ていることから、
 同じく「コードバン」と呼ばれるようになったと言われています。

 もちろん山羊ではなく実際は馬の革。
 ヨーロッパ地方で食肉用としてごく少数生産されている農耕馬から採れ、また
 採れる量もごく僅かという、とっても希少価値の高い革であることがコードバンの
 最大の特徴です。

 その為、「革のダイアモンド」「幻の革」とも呼ばれていて希少性と質の
 高さから動物皮革の中では特に高級品と言われています。

 触れてみると・・・

 艶やかで、なめらか。そして、しっとりと手に馴染む感覚があります。
 一見、落ち着いた大人しい印象を受けますが、「革のダイアモンド」などと
 呼ばれ皆が憧れるような気品の高さも合せもっています。
 まさに、カリスマ性を感じることのできる革ではないでしょうか。

 ▼コードバンの基礎知識

 ▼コードバンシリーズ

【【ナポレオンカーフ】】

 ナポレオンカーフとは・・・
 日本での流通はなく、日本ではココマイスターが唯一商品化をしています。

 イタリアのカーフを使用し、起毛させオイルを染み込ませ作られています。

 触れてみると・・・

 上記3つの革とは明らかに革の質感が異なります。
 少々ザラッとした繊維質でワイルドな感じのする触り心地とは裏腹に、多少
 傷が付きやすいというナイーブな一面があります。

 これは消して弱々しいことではなく、大切にケアをすることでワイルドさを
 より引き出すことができるのではないでしょうか。

 ワイルドで力強いヒーローのような、真の男をイメージする革です。

 ▼ナポレオンカーフの基礎知識

 ▼ナポレオンカーフシリーズ

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